タイヤサイズの変更に付いて考えるの巻

ホイールを交換したんですよ〜
でもって在庫の関係からノーマル幅5.5インチとはサイズの違う6インチ幅の
物になってしまいました。苦労するのはわかってたのでできれば
ノーマルサイズが良かったのですが安さに目がくらんでしまいました。その結果
ノーマル180/55から190/50へと幅広タイヤになりました。今回はそれについて
チョット語ろうかな〜と思います

180と190のタイヤがどー違うのよ?と言いますと、まず幅が違う!
当たり前ですな・・・ でもって直径が違います。190にするとだいたい
5mmくらい車高が下がります。たった5mmと侮ってるアナタ、ダメよ〜
5mm違うとハンドリングにはっきりと違いが出てくるのだ。何故かと
言うと、主に重心が変わりキャスター角も僅かに変わってくるからなのよ。
つまり、尻下がりになるとフロントの過重が抜け接地感が薄れてしまい
コーナーでいつまでたってもアクセルが開けられないアンダーステアに
なってしまうのだ!

さて、以上の症状改善するために前後の車高調整をして対処する訳ですが
結局の所それだけではどうしょうもない部分もあるのです・・・・
タイヤの幅が広くなることのデメリットの一つとして
バンク角が深くなってしまうと言うのがあります。
左の図は同じ横Gがかかっている状態の幅の広い
タイヤと狭いタイヤと思ってください。
幅広タイヤは倒すにつれ接地点が大きくイン側に
寄る為更に深いバンク角を要求してきます。バンク角が
深くなると倒し込み時に移動量が増え切り返し等の
機敏な動作には不利になります。切り返しも重くなります。
また、接地点が大きく移動することでサスペンションの
動き方向と路面からの入力方向にズレが生じるのも
路面追従を考える上でよろしくないです。路面から
押し上げる力が斜め方向に移動するので
スイングアームの剛性も必要になってきます。

では何故幅広タイヤを装着するのか?
と言いますスバリ接地面積の増大。これでしょう。
まぁ中にはカッコイイからなんて人も居ますけど〜
結局、闇雲に太いタイヤ履かせても良い事なんか
無いってことですわ〜 先日あえて細いタイヤを
履かせてる方を見ましたが軽快でデメリットは無い
との事。なかなかの英断と思います。
とにかく、ホイールのサイズ変更はよ〜く考えてからに
しましょう!!

後日記

6インチ幅のホイールのまま180/55のタイヤに戻してみました。
結果としては大成功。ほぼノーマルのフィーリングに戻りました。
バンクした時のリアの高さが全然違う感じでグイグイと曲がります。
峠でのタイムも大幅に短縮されました。高速コーナーでの絶対的
グリップ力は若干下がった感が有りますがそれ意外で190/50に
劣るところは一切有りませんでした。
結論、VTRに180/55以上はダメ!



更に後日記

ついにリアホイールに見切りをつけてノーマルの5.5インチに
戻しました。当然の様にノーマルのハンドリングに近くなりました。
切れこみも無くなってリーンウィズも楽にこなせます。
リアのオーリンズ君も本領を発揮しはじめ峠では驚異的な
タイムを叩き出す様になりましたよ、えぇ。
結論、よほどの理由が無い限り5.5インチ付けとけ!


*注意* 以上の内容は福ちゃんの独断と偏見で書かれた物です。鵜呑みにしないでね。


戻るのよ〜