キャブレターへ小細工

とりあえずキャブレターは交換したけれど、なんかスロットルが
ムチャ重い〜 V型用のキャブは並列型と違い各バンクごとに
リターンコイルが必要なためどうしても重くなってしまうみたい。
それと、注文してるニードルがいつまで待っても来ない〜
これじゃセッティングできないよ〜い!
と、言うわけでこれらを解決するぜ!!

 
スロットル軽々化加工!

まずはスロットルを軽くする加工から
最初は2つ有るリターンスプリングの片方を
抜いてみましたが、スロツトルの戻りが悪く
危険な上にほとんど軽くならんかったです。
そこで考えたのがハイスロの逆、ロースロットル化。
テコの原理を利用しスロットルドラムの外側を
引いてしまおうという計画だ!
具体的には写真の赤い点の所へピンを打ち込む
と言ういたって簡単な加工だ。
見事打ち込まれました。
0.8mmのドリルで開けた穴に1mmの精密ネジを
通しました。チト強度が心配なので1.2mmのに
すれば良かったかな・・・ 
予定では開け初めはロースロットル、全開付近に
近づくにつれハイスロットルになるはず。

インプレッション!

正直言ってこんなに上手くいくとは思わんかったです。
いや〜スゴク軽くなりました!我ながらナイスなアイデアでした。
この軽さは峠での扱いやすさはもちろん、ツーリングなどでも
疲労軽減に絶大な効果ありです。ノーマルキャブでもできるので
スロットルが重いと感じる人はやってみるといいよ〜

注意!
後日判明しましたが、戻り側にも同様の
加工をしないとワイヤーの遊び量が開け閉め事に
変化してしまい最後は金属疲労から切れてしまいます。

たしかハヤブサは楕円形のスロットルドラムになってました。


来ないジェットニードルには・・・

いつまで待ってもニードル来ない・・・
セッティングもパーツが無ければどうにも
なりませんわな〜
と、言うわけで禁断の荒業、ニードル削りだ!
幸い欲しいのは現在のニードルより細い物なので
削って作ることが可能でした。そこでドリルにニードルを
セットして1000番の耐水ペーパーで研磨さ〜
マイクロメーターではかりながらの作業。メーターは
1/100mmまでしか計れないのでチョットいい加減・・・
二本そろえるのはナカナカ難しい〜
約0.015mm削りました。1ステップ半の効果の予定。

インプレッション

いや〜、けっこうイケるもんです。こうも上手く行くと
気持ちが悪いくらいです。いまのところ全く問題なく
走ってます。セッティングもまずまず。
でも、よいこのみんなはマネしちゃダメだよ
福ちゃんとの約束だ!

ブリーザーパイプの処理&オイルキャッチ(?)

ブリーザーパイプをそのままにしとく訳にはいかないので
とりあえずノーマルパーツを流用してみました。
意外にもオイルの噴出は少なくて良い感じです。
ブローバイガスはちゃんと抜かないとオイルの寿命が
短くなるので困り物です。



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