福ちゃん個人装備を公開しちゃうぞ
10/10/6更新


SCAR-L CQC(WE)

台湾製ガスブローバック、SCAR-Lです。海外製には珍しくオリジナルなモデルみたい。
製造された国ではCoガスなんかの高圧ガスを使って作動させるらしく、日本のフロンガスでは
相当の無理があります。約250gも有るボルトに強いスプリング、強いハンマーで
反動は凄いけど、動作に全くキレがありません。

実射性能は完全に論外。超鬼HOPで何かを狙って撃てるのは5m以内です。
初速もバラつきが激しく、ゲームレギュレーションにもアウト・・・

箱出しで使うにはかなり無理があり、かなりの改良を施して使用するのが当たり前。
素人お断りのスパルタン過ぎる素敵ウエポンです。
真夏ならともかく秋の気候では初弾からスライドストップをかける
ガス圧が得られません。 そこでスプリングをソフトな物に交換
国産の常識的ガス圧に対応させます。

ボルトを肉抜きして軽量化。
約1割程度軽くできましたが、焼け石に水でした・・・
ボルトとハンマーが当たる部分の角を削り
接触面を研磨して抵抗を減らしました。
コッキングの抵抗がなくなり作動性が良くなりました。
ガスの消費とブローバックスピードが上がります。
ハンマーのダブルキックスプリングを片側切り取り
シングルにします。切り取った側にはカラーを入れます。
コッキング抵抗が激減するので非常に効果が高いです。
不思議と初速の低下は全くありません。
高すぎる初速対策
切り替えバルブ内部にナットを仕掛けます。
横から回して調整できるようにしました。
初速の変動を考慮して0.6〜0.7J程度にしておくのが
無難でしょう。
鋭いチャンバーの角を削って研磨。
この部分でBB弾が削られ、破片と共にバレル内で詰まります。
動画で見た物は弾が砕けていました。
最初に形状を見た時に感じた予想通りの不具合です。

弾が詰まって話にならないので必須の加工です。
曲がっていたバレルをマルイG36Cの物に交換。
ノーマルはラバーパッキンで弾を保持していたけど、これが
弾道の不安定さの原因の一つ。
マルイのバレル自体は無加工で、HOPパッキンを
KSCのハンドガン用から切り出して作っただけです。

弾道は安定した物の、まだHOPが強すぎるので調整中。


と、ここまでは旧バージョンの苦肉の策
どんなに頑張っても新しく出たオープンボルトって新バージョンには適いませんでした。
新機構はマルイのガスブローバックのバレル&パッキンをパクってるので命中精度は段違いです。
ブローバックもシリンダー容量UP作動性能も全く別物に改良されています。

オープンボルト改修後
リバウンド用の強力なスプリングを仕込んでいます。
ガチンとくる反動は少々マイルドなものになりますが発射サイクルを
2〜3割りは高めてくれます。
リコイルスプリングをソフトな物に交換してもサイクルを維持できるので
ガス圧の下がる季節でもあるていどは使える銃になります。
(APS用のスプリングをカットしてアルミテープを後端に巻いて差込むだけ)

ハンマースプリングも片側の輪っかから切断してカラーに交換し
半分のレートにすると作動性は格段に良くなり、更に低温に強くなります。
ボルトリリースがボルトに当たるので整形が必要でした。
また、ボルトストップの掛が浅いのでワッシャーを噛まして遊びを
減らしています。これは効果が高くオススメです。
マガジンからの爪が当たる所はプラリペアで肉盛りして更に
押し上げ量を増加。スライドストットプは完璧作動になりました。
ボルトストップ用の補強用に付けられているスチールパーツが
何故か斜めと言うか何と言うか、めちゃくちゃな形で付いていたので
削り整形しました。ボルトが引っ掛かって作動できないほどでした・・・
ついでにボルトストップが掛かり易いように若干角度を付けています。
M16系の細いグリップとどうにも握りにくいのでマグプルに交換。
WAのM4対応品がポン付けできると事前情報でしたが、実際には
少々加工が必要でした。カッターナイフで少し削る程度なので
難しくはないですが、削り過ぎは強度を落とすので押し込んで
取り付けるくらいのキツさは残すよう注意が必要です。

もの凄く握りやすいです。見た目は地味ですが・・・
● 初速調整の豆知識 ●

WEのSCAR-Lは海外仕様や日本仕様さらに販売店による調整などにより初速は様々です。初速が高すぎたり
低すぎたりと、なかなか望む初速になってない場合が多いと思います。 ちなみにワタシのは日本仕様の0.5J前後で
ゲームで使うのにこれはちょっと頼りない。そこで0.8J前後を目指して調整しましたのでその方法を少々語ります。

●バレル長
長いほど初速が上がると思われ勝ちですが、ガスの流量に大きく左右されますので発射に使われるガス量が必要量に
足りない場合は逆に初速の低下を招きます。
役10cmロングバレルを試してみましたが殆どバレル交換のみでは初速に変化なしガス量が足らずバレル内で
不減速が発生しています。 最終的にはノーマル+2.5cmで落ち着きましたがノーマルのバレル長がほぼ理想と分かりました。

●切り替えバルブの停止位置
発射用ガスの放出量を増やすため停止位置を0.7mm後退させましたが、これはやり過ぎでした。
ノーマル位置より下げてしまうと途端に作動不良が増えます。結局もとの位置に戻しました。

●切り替えバルブのスプリング変更
ノーマルのバネを2.5mm引き伸ばしてテンションを掛けてみました、結果10cmロングバレルとの組み合わせは
ガス量が増え規制値ギリギリの初速まで上がってしまいました。しかも初速は不安定で0.6〜0.9Jと幅があります。

レートのやや低いスプリングを同様に引き伸ばしてテンションを掛けて使用。結果10cmロングバレルとの組み合わせでは
ノーマルよりも大幅に初速が低くなってしまった。0.2〜0.4Jと全く使い物にならない・・・
スプリングに掛かる初期のテンションよりもレートの方がかなり大きく影響していると判明。


★最終的なセッティング
バレルはガス消費を抑える効果を狙い内径6.03mmのステンレスバレルをチョイス。長さはノーマル+2.5cm
バルブ停止位置はノーマル、切り替えバルブスプリングはノーマルを2.5mm引き伸ばし。
0.75J前後と、ほぼ狙いの初速と安定になりました。
しかし、確実な作動と信頼性を選ぶなら6.5J前後がベストなのかもしれません。


   M92ターゲット(KSC)

KSCのM9シリーズ、M92ターゲットです。ベースはM9A1ですがフレームをスタンダードM9に換装。
KSCの新型M9にはSYSTEM7と言うブローバックエンジンが搭載されています。切り替えバルブが
マルイと同じ不圧方式を採用し、作動性が格段に向上しています。 HOP関係に大きな変化は無いので
命中精度は以前と同じ。弾の形状にシビアで、マルイに一歩及ばず・・・

ターゲットはロングバレルなのでスタンダードよりも高い初速を得られます。素材はABSで、軽い作動性。
ノーマルのA1フレームはグリップも良く、見た目に反してゲーム向きの性能です。

木グリは角を落としたにも関わらず太くて握り難いです。しかもツルツル・・・ ほんとに見た目ダケです。
A1のフレームは付け根が削り込まれ
細身で握りやすくなっています。ほんの数ミリですが
握ってみると随分違います。
↑ターゲットでは無いですが、M9ヘビーウェイトモデルの問題点。
スライドとフレームの隙間が広くてかっこ悪いです。
原因はスライドの溝の長さがABSモデルと違う事。
プラリペアを使ってガイドを延長、隙間を減らしました。
↑これまたヘビーウエイトモデルの問題点。
セーフティーのパーツがスライドに貫通・・・
例によってプラリペアとリューターで改良。

下はA1フレーム+M9ヘビーウエイトスライド

APS-2 EX

マルイのボルトアクションシリーズが好評で、すっかり日陰者になってしまったAPS-2です。
ノーマル状態ではマルイ製に太刀打ちできませんのであらゆる所に手を加えてあります。
ホップパッキンとバレルはマルイ電動ガンタイプを使うよう仕様変更、命中精度はマルイ製品と互角と言った感じ。
ピストン打撃音を抑えるダンパーを装着、消音性能はかなり向上している。
スナイパーライフルの利点は音が静かな以外には全く無いと思いますので、とにかく消音対策に力を入れています。
10m以上の距離なら敵に悟られず、何度でも撃ち込めるオイシイ仕様になっております。
シリンダーとその内部構成。
●ステンレスシリンダー
●スプリングガイド
●パワー調整スペーサー
●ショートスプリング
●ピストン(ライラクス)
●ダンパー

ダンパー部分のアップ
スプリングを軽量ソルボセインで包むようにセット
効果的な消音効果を発揮する。
エアブレーキタイプよりも断然静かになった。

後にソルボセインからチクワ形スポンジへ変更
機関部の打撃音は80デシベル

銃口発射音は77デシベル
機関部はゼロトリガー
内部の引きバネが定期的に破断する。
軽くてスムーズだけどヌルンとしたトリガープルに
不満を感じる人も多いはず。 そこで、
トリガーの遊びをイモネジで調節できるよう加工し、
弱いバネでもトリガーが軽くなり過ぎないように
内部に加工と磨きをしてあります。

フレームの開口部は3mm厚のゴムで
蓋をして、消音効果を狙う。
消音お豆知識

●ピストン重量は打撃音の大きさに影響します。APSの場合は軽い物の方が音が小さい傾向です。

●バネは弱めの方が当然音が小さくなります。しかし、あまり弱いとバネがビビり音を出すので対策が必要です。バネとピストンの
間をギリギリまで埋めるカラーなどが有効。ライラクスのピストンは太いスプリングに対応するため通常のバネだと隙間が非常に広い。
「植木鉢の底に敷くネット」を丸めて使えば丁度良いです。

●バレルはタイトな方が弱いスプリングを使えるために消音が期待できます。ただし、バレルのタイトさは命中精度の向上には
あまり貢献していません。むしろ弾の形状の影響を受けやすくなります。

●消音を進めると最終的にコッキング音が問題になってきます。フレームとシリンダーの潤滑は粘度の低過ぎないグリスが
コッキングがスムーズで良いです。パーツの衝突部分にも緩衝材を使うのも大変ヨロシイ。ハンドルの根元も角を取ると
素早いコッキングに良い。



SOPMOD M4A1(マルイ次世代)

マルイの次世代電動ガン SOPMOD M4です。
剛性はピカイチ!命中精度も非常に高いです。撃つと激しい振動が発生するギミックを搭載、とっても気持ち良いです。
振動の割りに弾の散りは少なく、命中率に関しては差ほど問題は無いと思います。ただし、倍率の高い光学サイトを
使うとターゲットを見失うかもしれません。無闇な連射を戒めるのに最適なウエポンです。
重さはHK33より僅かに重いのに、重心が手前にあり軽く感じます。バッテリーをストック内にしたのは
重量バランス的には正解ですね。ただ、専用バッテリーってのが痛い。
お手軽にカスタムしています。
G&Pのフロントサイトは若干の加工が必要。
フルフェイスゴーグルを使うのでEXマウントで嵩上げ。
グリップはHKシリーズに慣れた手には小さ過ぎなので
幅広な物に交換。
ストックにはガタを取るために「貼ると滑るテープ」を
使っています。
自作9.6Vバッテリー
ノーマル8.4Vだと秒間11発でちょっと遅すぎ
9.6vなら15発/秒はイケるので丁度良い感じです。
ダミーバッテリーを利用して作りました。


特殊戦術電動ガンHK33K (KSC)        

KSCの電動ガン HK33Kでございます。
フィールドで使っている人は非常に稀。それもそのはず、性能がイマイチでマルイの電動ガンを
使った方が確実だからですヨ。カスタムパーツも殆ど無く、ノーマルではパワーも命中精度も
バッテリー燃費もまるでダメ〜 しかも非常に重い!! ゲームで使うには多々の問題を
克服しなければいけないのです。
唯一の長所は、外観の良さ。フレームは金属で作られガッチリとした剛性と重量感はマルイ製を
遥かに凌駕する。(最近はマルイも金属フレームで出してきてるのよね・・)

HK33ならではの利点や戦術が存在します。
電動のスイッチをオフにして、コッキングガンとして使う事が可能。アンブッシュなどでは
初弾はコッキングで可能な限りゲット、場所がバレたらフルオートで攻撃。そのためサイレンサーは
是非とも装着するべきです。独特のノズル形状の為か静寂性はかなりの物です。
ワタシ愛用のHK33K
非常に重く多弾数マガジンも無いため
ちょっと不利な銃。しかし、マガジンクリップを
使えば有効弾数150発になる。

カスタムポイント
●PDI05バレル
●PDIサポートバレル
●各所ガタ取り
●オリジナルHOP改造
●スプリングカット
●Oリング交換で気密取り
109番を外径11mm内径7mm厚さ2mmの平パッキンに
120番を内径7.8mm厚さ1.9mmに交換。
パワーは約0.68J(フルオート時0.75J)
ライラクスのダットサイトをマルイの
ローマウントにて装着。このダットサイトは
光量がやや少なく感じ、屋外はツライ。


 
ホップパッキンをラバーピースで押し付ける仕様から
スプリングを介しプラ製ピースで押す方式に改造。
弾の形状に影響されにくく安定したホップが
掛かるようになりました。
HOPが掛かり過ぎたり足りない時はこのスプリングの長さと
種類(硬さ)で調整します。

05バレルのホップ穴を拡大するのがポイント
HOPパッキンの出る量を多くとります。05バレルは
元々穴がノーマルより小さく、下側の穴が無いため
弾ポロになりやすい。
05バレルは内部をコンパウンドで磨くとかなり抵抗が
減るようです。HOPパッキンとの摩擦の差が大きくなるため
HOPの掛が格段に向上します。ただし下手すると最弱設定に
してもHOPが掛かりすぎる事が有るので注意が必要です。

05バレルはノーマルよりも外径が細いので
アルミテープを巻いてホップ調整ドラムのガタを
取る必要があります。
05バレルにしたらホップが効かなくなると言うのは
バレル外軽が細くなった分押さえが減るからです。

●ノーマル状態
 ホップを調整しても効果が不安定で弾の形状に
 影響されやすい。緩めると弾ポロ
●改良後
 調整がシッカリ反映される。弾の形状に
 影響されにくい。集弾性向上。
BB弾保持位置を1mm〜2mm程度前進。
ノズルに板を差し込んで弾が入り込まないように
しました。ノズルを延長したのと同等の効果ですが
加工が簡単なのでオススメです。
ホップパッキンの出る量にもよりますが
ノズル出口とツラにする位が丁度いいです。


ホップ穴拡大により弾の保持位置がノズルに
寄っていた為、大きな効果は無いようです。
しかも初速が落ちる・・・
ノズルとピストンをシールしているOリングを
傷つけないように金属パーツの角を落とし
磨きました。
アッパーフレームのロアフレームに触れる場所の
バリを削り取ります。
ロアフレームがバリで広げられてトリガープルが
悪くなっていたのが改善できました。
戦闘可能な装備をすると
重量は約4kg、かなり重い部類に入る。
(ダブルマガジン&バッテリー&ドットサイト)

レールはライラクスのHK用ショートスリープ
取り付け金具の精度が悪く、かなり修正しました。
寸法的には問題なく付きます。

フェイスガードに合わせてサイトはハイマウント。
その他
●スプリングを8mmカット、ノズル用のスプリングも5mmカットギアにかかる負荷と
 ギアノイズ低減&バッテリーの持続力UP。
 気密取りとバレル交換でパワーが上がっている為、それでも0.75Jを維持。
 コッキングで発射した時の音も静かになり、サイクルは14発/秒から16発/秒にUP!
 トリガーも軽くなる。
 ちなみに、スイッチプレートスプリングをチョイト引き伸ばして強くしてあるので19発/秒でも
 バースト現象は起きたことがありません。

●PDIサポートバレル
 バレルの振れを抑えるためと、剛性UPとセンター出しのための必須チューンです。
 正直、命中精度が格段に違います。メンテナンス性を考えてインナーバレルに付けるOリングは
一個で良いですが、バレルにテープを巻いて遊びを無くしました。

●多弾数マガジン
 ランドアームズって中国メーカーが出してます。ただし何故かラインナップには無く、入手困難。
しかし、装弾数200チョットで一回のゼンマイ巻きでは足らない微妙な仕上がりです。

G36C(マルイ)

G36K(マルイ)


さすがマルイ、これと言っていじる必要も無し、
外装以外はほぼノーマルです。
ラージハンドガードはスタイルが崩れるので却下。
軽くもなく重くもなく、剛性もあるし全てにおいて優等生。
若干価格は高めですが入門用としてもオススメできます。
G36Cに36Kフロントキットを装着。
バレルもM4と同じサイズになり、初速が上がる分
スプリングをカットしてメカの負荷を減らせました。
しかし、サイクルは殆ど変化無し・・・ 伸びきり時の
テンションが減るせいなのか、ピストンの打撃音が
かなり増加しました。
初速はノーマルとほぼ同等。
装備重量3Kg、命中精度は文句なし。
ただし、サイクルが19発/秒を超えると、とたんに
命中精度が落ちました。セミオート撃っても同様。
17発/秒くらいが高い命中精度で好みです。

しかし正直なところ、コンパクトな36Cの方が
戦闘力は高いのでK化は気分の問題よね・・・
ロングバレルで初速を上げるなら規制値までは
上がらず丁度いい感じになる。(と、思っていましたが
後日計測をやり直すと軽くオーバーするのが判明
スプリング2巻きカットは必須です。)

結局今はG36Cに戻してます。
だって持ってる電動ガンのサイズが全部同じに
なっちゃうから〜

HI-Capa 5.1 (マルイ)

フリーダムアート
アキュコンプF

PDIトリガー

ステンレス製
アウターバレル

カスタムスライド

ロケットバルブ

PDI
リコイルスプリング

べアリング付き
ハンマースプリング

なまこ甘口
ライラクス
SASフロントキット

ライラクス
アウターバレル

バレルジャケット
マルイのハイキャパ5.1
どちらもライラクスの7インチバレルに換装してある。
基本性能が高いので命中性能に関しては文句の
付け様がありません。
ハンマーを掛け易い様にグリップセーフティー後端を
削り落とし黒染めしています。(左の銃のみ)
0.8J付近に調整してありますのでハンドガンとしては
かなり強力です。


マルイのハイキャパはパワー調整が容易です。夏でも冬でも好みのパワーにしましょう〜

バレル長  影響力 大
 バレルの長さはパワーに大きく影響します。しかもプローバックパワーの低下などの
 副作用を全く出さずに初速を調整できます。パワーの上がりすぎに注意です。
 ただし長ければ良いと言う物でもなく、発射用ガスの排出量が足りない場合は
 逆に初速が落ちてしまいます。グロック18などは6インチが限界。

切り替えバルブ  影響力 中
 ガスルートを拡大すると多少初速がアップします。ロケットバルブも無加工で取り付けると
 思った程の効果は期待できません。一度加工するとその後のパワー調整は難しいです。
 切り替えバルブの停止位置をストッパー加工などで前進させるとブローバックのパワーを
 上げる事が可能ですが、その分初速は落ちます。
 スプリングを伸ばすなどして強くすると初速が上がるようです。

ハンマースプリング  影響力 大
 パワーを調整するには便利なパーツです。あまり強くするとブローバックの抵抗になり
 トリガーが重くなりキレが悪くなります。あまり弱いものにするとパワー不足で
 やはりブローバックが弱くなります。ただし弱いものはトリガーを軽くできるメリットもあります。
 スプリングを弱いものにしてスペーサーを入れることで調整が可能になります。ベストな強さを
 チョイスしましょう。これもパワーの上げ過ぎに注意。

リコイルスプリング 影響力 小
 強いものの方が若干パワーが上がるようです。プローバックのキレを優先させましょう。
 弱い物の方がガスの消費も抑えられそうです。

シャーシ加工 影響力 中
 ハンマーの落ちる量を増やす為にハンマーが当って止まる部分を削ります。
 やり過ぎるとカラ撃ちした時にバルブにダメージが及ぶかもしれません。
 ハンマースプリングの交換と合わせると効果が大きくなりそうです。

放出バルブ 影響力 中
 カスタムバルブに交換するか加工してガスルートを拡大するとブローバックと
 初速が変ります。 ブローバックエンジンに接触するラバーパーツを加工して
 口を前方に大きくすると多少の効果有り。

ショートストローク化 影響力 極小
 スプリングガイドにカラーを入れてショートストロークにするとブローバックの切れが良くなり
 連射した時の操作性と命中率が高くなります。 ただしキックの重さとスライドストップが
 犠牲になります。


これらの調整を全て初速UPに振ると規制値をオーバーしてしまうので注意が必要です。
ブローバックやトリガーのキレを重視して、夏場は控えめなセッティングを心がけましょう。