ブレーキエア抜き道場

やーやー、みんな元気にバイク乗ってるか〜い?
なに!?ブレーキのタッチがプアだって?ブレーキラインを交換したい?
今日はそんな貴方に誰でもできるブレーキのエア抜き法を伝授するぞ!
ただし、内容は「エア抜き挑戦したけどだめだったよ〜」な人向けだ。

ではまずは標準的なエアの入ったブレーキシステムの図を見てーや

と、まぁこんな感じだ

★まずはスッカラカンのブレーキシステムにフルードを満たす方法だ
1、リザーブタンクにフルードを入れる。ま、当然だな・・・

2、ブレーキレバーを何回も握る。
レバーはフルストロークできるように一番遠い位置にセットする


3、レバーを握ったままキャリパーに付いてるエアフリーバルブを緩めエアーを抜く。で、すぐ締める。


4、リザーブタンクのフルードを切らさず2、3を繰り返すと
ある程度やってるとフルードが下りてくるので気泡が出なくなるまで続ける。
(キャリパーがダブルなら遠い方からやる、気泡が出なくなったら反対側)

とりあえずはブレーキが利くようになったら
エア抜き工程へGO

(レース用などはリザーブタンクとマスターシリンダーを繋ぐ穴が小さいものが存在します。
それらは2の動作をするときにフルードが落ちてくる間数秒ほど待ちを入れましょう。)


★とりあえずフルードが入ったら仕上げのエア抜きだ〜
レバーを握り込んでそこからワンテンポ置いてフニュっと入り込んだりしたら
これはもう完全にエアー入りだな。ではその細かいエアーの抜きた方だ。
まずは細かく砕けた空気が固まるのを待つ。しばらく走行してみるのが
一番いい。空気が各所に集まったと判断したら抜きにかかろう。
まずはマスターのエアフリーバンジョー、続いてキャリパーのブリードバルブ。
で最後はキャリパーピストン戻しだ。キャリパーを外してピストンを思い切り
押し込むだけ。これをするとフルードがリザーブタンクにまで逆流して
マスター内のエアーを押し出してくれるのだ。これをしばらく走っては繰り返せば
完璧にエアーが抜けること間違いなした。

極意「走っては抜く」

最後に
バイク屋さんがツール使ってぷしゅーハイ終わり、ってのは抜けきってねーぞ!
少なくとも仕上げは自分でするべし!
タッチが云々言う前にエアーぐらい抜いとけ!

メッシュホースが泣いてるぞ〜
フルードが塗装面に付くとペリペリに剥げるぞ!作業後は必ず洗車を!